森山記念病院
看護部部長 久野めぐみ

超高齢社会をむかえ、急性期病院が担う役割にも大きな変化が求められています。地域包括ケアシステムにおける急性期病院の役割を考えると、治療が終了した時に、いかにその人らしい生活に戻れるかが重要なため、入院早期から患者さんの「くらし」に目を向ける事が重要です。患者さんに寄り添った看護の提供をしつつ、多職種との協働、地域との連携に力を入れています。

また、2020年からは新型コロナウィルス感染症患者の受け入れという新しい役割を担っています。「ウィルス」という見えない敵との闘いにおいては、既知の感染予防対策を確実に実践することに加え、判明した新型ウィルスの特徴に合わせ、何度も対策の変更が求められました。新しいことに挑戦する、変化に強いチーム力がある看護部だと思っています。

森山脳神経センター病院
看護部部長 高田優子

森山脳神経センター病院看護部は地域に密着した医療と看護を掲げ、急性期治療後も長期に治療・看護を必要とする患者さんの受け皿を長年担ってきました。

当院は回復期リハビリテーションを中心とした病院施設であり、それに伴う専門的技術の提供を行うために、多職種での勉強会やカンファレンス等を繰り返し行うことで、より良い看護提供が出来ていると感じております。

長い治療の過程で、患者さんに寄り添うことを大切にし、入院生活の不安要素が一つでもなくなり、退院後の生活に希望や楽しみを持っていただけるよう取り組んでまいります。